2023.01.25
初心者必見!「ととのう」ための正しいサウナの入り方
メディアでも話題のサウナ!サウナに入ることを「サ活」といったり、サウナで気持ちよくなることを「ととのう」といったり、新しい言葉もつくられるほど人気です。
多くのインフルエンサーもはまっていて、SNSでサウナについて発信しているのを見かけることも多いですよね。その影響もあって、サウナに入ってみたいという人が急増中!
そんな中で「サウナに入ってみたい!って思うけど、なかなか一歩踏み出せない」という方も多くいるようです。この記事を読んでいるあなたも、なんとなくハードルが高く感じていたり、入り方がわからなくて困っていたりしませんか?
そんな方のために、初心者の方が知っておきたい正しいサウナの入り方をご紹介します。
サウナの基本の流れと注意点を知って、サウナデビューしましょう!
3つの基本の流れ
サウナは「サウナ室に入るだけ」というイメージがあるかも?でも実は、サウナの効果をしっかり引き出すためには、サウナ室に入った後が大切なんです。
サウナ室に入った後に欠かせないのが水風呂!水風呂に入ってから外気浴をすることで、からだをゆるませリラックスした状態になります。
この時に脳はサウナの高温で覚醒した状態のままなので頭はスッキリ!からだはリラックス!という最高の状態になります。この状態をサウナ用語で「ととのう」といいます。
この「サウナ室→水風呂→外気浴」が基本の流れです。これを1回するだけでも効果あり!ですが、3回繰り返すのがおすすめです。
3回目の外気浴が終わった頃には最高の「ととのい」を感じることができます!
ここからは最高のととのいを感じるために知っておきたい!「サウナ室」「水風呂」「外気浴」の3つのステップを見ていきましょう。
サウナ室の入り方
最初のステップはサウナ室に入ること。
サウナに入る前に、からだと髪をしっかり洗って汚れを落とすのがマナーです。
その後、からだが冷えている場合は一度入浴し温まってください。キレイになって準備がととのったらいざ!サウナ室へ。
サウナ室の基本の入り方
サウナ室は高い位置ほど体感温度が高くなるので要注意!初心者は入口から近い下段から試すのがおすすめです。
時間の目安は6〜12分。汗がたくさん出てきてしまう直前に出るのがポイントです。
高温のサウナ室に入ると、心拍数が上がり新陳代謝が高まり老廃物を出すことができます。
ただし!!心拍数が高くなりすぎても心臓に負担がかかるので要注意!1分間の脈拍が100回くらいになったら出てくださいね。
もし熱さでつらくなったり、苦しくなってしまったら、我慢しないこと!すぐに出ましょう。ストレスを感じずに心地よく楽しめる程度にしておくのがポイントです。
サウナ室の注意点
サウナを楽しむために知っておきたい注意点を見ていきましょう。
高温から髪を守るサウナハット
サウナ室の中はかなりの高温になります。
この高温の空気で髪の毛を傷めてしまうことがあるので要注意!気になる場合は、サウナハットやタオルなどを使って髪を保護しましょう。
ただし「サウナハットはダメ!」という施設もあるので、事前に確認してくださいね。
一般的なマナーも知っておこう!
もうひとつ!意外と忘れてしまいがちなのが、座る場所にタオルを敷くこと。素肌のまま座らないのがマナーです。サウナ室内ではタオルを絞ったり、大きな声で話すのもマナー違反なので気を付けましょう。
基本的に注意したいのはこれくらい。施設の独自ルールを設けているところもあるので、事前にホームページやSNSなどでチェックしておくと安心です。
水風呂の入り方
サウナ室で新陳代謝を高めたら、水風呂へ。
水風呂の冷たい水は、高温のサウナで火照った体温を下げてくれます。体温が下がると身体が緩んでリラックスします。
サウナ室から出たからだからは老廃物をたくさん含んだ汗がたくさん流れています。入る前に、かけ湯をして汗を流してから水風呂に入りましょう。
かけ湯で流したらすぐに水風呂へ!時間を空けずに水風呂へ入ると効果が高まります。
水風呂の基本の入り方
水風呂は1〜2分が目安。サウナ室に長めに入ったときは、その時間の4分の1程度がいいでしょう。肩までしっかり入り水に浸かると、からだ全体が緩みます。
脈拍数だと、サウナ室に入る前の脈拍以下になった頃が出るタイミング。手や足の指先が冷えてきたと感じたら水風呂から上がりましょう。
サウナ室の時と同じように、辛さやストレスを感じる前に出るのがポイント。我慢せず、ほどよい心地よさを楽しみましょう。
水風呂が苦手な場合
サウナには入ってみたいけど「水風呂は冷たそうでムリ!」なんて人もいるかも。
でも水風呂は「サウナのメインディッシュ」ともいわれるくらい、ととのうために欠かせないものなんです!!「冷たいのは苦手」という方も、勇気を振り絞って!少しだけ入ってみてください。
一番冷たさを感じるのは、最初の5秒程度。その5秒を我慢しちゃえば大丈夫!サウナで温まった体温が水を温めてくれるので、すこしずつ冷たさが和らいで気持ちよくなります。
サウナの設備を事前にチェック!
水風呂が苦手な人は、サウナに行く前にホームページなどで水風呂の設備をチェックしましょう。
「水風呂の温度はどこも同じくらいでしょ」と思っていませんか?実はお店や設備によってかなり違いがあります。初心者が入りやすいのが18度前後です。
さらに!水が動いていると冷たさを感じやすいので要注意。泡を出すバイブラーがついていない施設を選ぶのがおすすめです。
外気浴の方法
そして!サウナでととのう瞬間を感じられるのは、水風呂の後の外気浴です。
このリラックスの時間が何ともいえない最高の時間!「我慢してサウナや水風呂に入って良かったー!」と感じる瞬間です。「サウナの良さがわからない!」という人や半信半疑でサウナに来た人が、ハマってしまう瞬間もこのタイミングです。
サウナで新陳代謝を高めた後に、水風呂と外気浴でからだの温度を下げてゆるめることでトランス状態に近い心地よさを味わうことができます。
水風呂から出たら、からだをタオルで拭いて外に出ましょう。
外気浴の時間の目安
外気浴の目安は5〜10分程度。リラックスできる椅子やベンチで、水分補給をしながらゆっくりするのがおすすめです。
時期によって気温の違いがあるので、時間はあくまでも目安。
サウナ室や水風呂ほどからだへの負担が高くないので、お好みで調整してください。心地よくリラックスした状態であれば、ゆっくり長めに楽しんでも大丈夫です。
最高に「ととのう」のは、外気浴をはじめて2分以内と言われています。
外気浴もサウナ室や水風呂と同様に、「寒い」「辛い」などストレスを感じ始める前にやめることが大切です。
まとめ
初心者の方が知っておきたい!「サウナの正しい入り方」をご紹介しました。
時間や脈拍数などの数値を目安にすると、無理なく安全にサウナを楽しむことができます。
ご紹介した入り方を参考に「サウナ室→水風呂→外気浴」を3回繰り返して、最高の「ととのい」を体験してみてください。
あくまでも「一般的に効果が出やすい基本の入り方」なので、好みや体調によってアレンジして大丈夫!
難しく考えず、無理せず、心地よい感覚を大切に、ぜひサウナを楽しんでみてください。
サウナーチ編集部
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