2024.03.12
高血圧のリスク低下?サウナと血圧の関係
高血圧になると、動脈硬化が引き起こされ、心臓や血管に悪影響を及ぼします。
そんな日本人にとって身近な高血圧ですが、最近の研究において、サウナが高血圧のリスクを低下させる可能性があることが示唆されています。
この記事では、サウナと血圧の関係について解説します。
サウナと高血圧の関係
サウナの高温環境に入ると、交感神経が優位になり、血圧が一時的に上がります。
高血圧の人には注意が必要とされるサウナですが、むしろ高血圧のリスクを低下させる可能性があると言われています。
また、サウナを習慣化することで、自律神経やホルモンバランスが整いやすくなり、長期的に血圧が安定する効果も期待できます。
高血圧の方がサウナに入るときの注意点
高血圧の方がサウナに入る際は、安全に気をつけて利用することが重要です。
急激な温度の変化を避ける
急激な温度の変化は、心臓や血管に負担を与え、「ヒートショック」と呼ばれる血圧の変化を引き起こします。
特に寒い日は、脱衣場や浴室の温度が非常に低くなります。
高血圧の方は、サウナ前に暖房器具や温水シャワーなどで体を温めておきましょう。
水風呂ではなくシャワーにする
サウナ後の水風呂は、血圧の急激な変化を引き起こす危険性があります。
高血圧の方は、水風呂には入らず、低すぎない温度のシャワーでゆっくり体を冷やすのもオススメです。
アルコールは控える
アルコールには血管を拡張する作用があり、一時的に血圧を低下させる作用があります。
また、血圧の変化によって、立ちくらみがしたり、転倒する危険性もあるので、サウナ前のアルコールは控えるようにしましょう。
まとめ
サウナは、高血圧のリスクを低下させる可能性を秘めています。
適切な利用方法で、定期的にサウナに入ることで、血圧の管理や健康促進に役立つでしょう。
ただし、高血圧を含む持病がある方は、事前に医師に相談してからサウナを利用するか検討しましょう。
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